スズメのひな2013/07/01

ベランダの隅にスズメのヒナが落ちてました。
朝から近くでチチッチチッと一定のリズムでずっと鳴き声が聞こえるなと思っていたら、声の主はこんな所にいました。前に3回くらい卵がベランダに落ちて割れていたことがあったんですが、とうとう雛鳥まで!
ベランダの隅で鳴いてる
10時頃発見。たぶん7時以前からここにいてずっと鳴いてました。
クチバシが上下でずれてる
↑周りがあまりに汚くて見苦しいのでぼかしました(スミマセンあとで掃除します…)
クチバシの上下がずれているのが気になりますが落下のせいでしょうか元々こういうものなんでしょうか。それから脚がくにゃっとしてるのは折れているのか単に未発達なのか。
素人目にはわからず。

スズメどころか小鳥の世話もしたことがなくてまったくの無知なので、まずはネットで調べて、とりあえずティッシュを敷いた箱に保護してスポイトでぬるま湯をあげました。
11時頃。
スポイトで水をあげる
雛鳥の口の大きさを初めて間近で見てびびる。

上の箱だと軽くて風で動きそうなので下の箱に替え、ベランダの室外機の上に設置。
幸い曇っているので直射日光の心配はないですが、ちょっと寒いかもしれないとカイロを箱の底(の外の隅)に置きました。人間の気休め程度…
風で動きにくい箱にチェンジ
室内からこっそり様子を見ていましたが、親鳥は現れません。
その間スズメの育て方指南のサイトさんをいくつか読んで、ヒナは3時間以上食べないと危なくて、なるべく1時間毎に給餌するようにとのことだったので、もう一度水だけあげました。今度は暖かい砂糖水(湯)にしてみる。
13時頃。
まだはげちょろ
首や羽根をぐわっと伸ばすと赤い地肌が丸見えなのが心許ない感じがしてコワイ。

その後様子を見ながら数時間おきに、庭で捕まえた(家族が…)小さいアオムシや、卵の白身をすり潰したものを給餌。
カサカサバタバタ動き回っているので、脚や体に異常はないみたい?
食後にぷるっとフンもしています。

しばらく経ってからようやく「なにかいる!」と異常に気付いたレオン
のぞくレオン

夜には部屋に入れ(私の、というかレオンと私の部屋ではなく家族の部屋を締め切って)、一日目おやすみなさい。

スズメのひな(2)2013/07/02

スズメの雛鳥保護二日目。
朝5時頃からまた数時間おきにアオムシとゆで卵ペースト。

巣に戻せないかと屋根の上を覗いてみたんですが見当たらず。
と、その時、スズメ(親鳥?)が屋根の隙間に消えました。この中か!
さっきスズメが入っていった
この下がベランダです。
卵やヒナが巣から斜面を転がり落ちてベランダに着地、なるほど。
登って行くには難しくて危ない場所なので、巣に返す案は頓挫。
よく見ると、屋根裏側?に巣材っぽいものがくっついてます。知らない間に汚されている…! 昨日の一枚目写真のベランダのゴミも、たぶんこの巣のために運ばれて落ちてきた巣材でしょう。猫毛布を干す時に落ちた猫毛とかも多そうですが。(掃除します…)

とりあえずまた室外機の上に置きました。
今日は晴れているので日よけ屋根用にプラスチックケース+タオルを追加。
日よけ風よけ追加
親鳥(?)がこのすぐ上のベランダの手摺にとまるのが一瞬見えましたが、それっきり。
見てない間には来てくれてるんでしょうか。来てくれてるといいけど。

アオムシはあまりたくさん獲れるものではないし、ゆで卵(今日からは小松菜プラス)だけでは栄養不足だろうと、育て方サイトさんお薦めの「メジロ用七分すり餌」なるものを買いに行こうと思ったのですが、そうなると一時的とはいえ本格的な飼育っぽいので念のため地元の野鳥保護の担当部署に訊いてみることにしました。
野鳥は勝手に保護したり飼ったりしてはいけないそうなので。

電話したところ、とても丁寧に聞いて教えてくださって、それはおそらく巣立ヒナなのでなるべくその場から動かさず余計な世話もせず親鳥に任せるべき とのことでした。
育て方サイトさんで「巣立ち訓練中のヒナが地面にいるのを保護が必要と勘違いして『誘拐』してしまう事例が多い」という注意を読んで、ベランダのこのヒナはまだまだ飛べなさそうなはげちょろだからそのケースには当てはまらない巣立ち前のヒナだろう、と思っていたのですが、スズメは飛べないうちでも巣立ヒナというそうで…。飛べるようになって一羽立ちできるようになる頃のことを恒常的に巣立ちというものだと思ってました。素人判断はホントいけないですね! すみません。

というわけで、すり餌購入は中止。
電話以降の午後は近寄らずに室内からこっそり様子を窺うだけにしました。

ベランダのわずかな軒下にぶら下げた仮の巣改。
通風孔にワイヤーを引っ掛けて下げたフックにプラスチックかごを架けた、取り外し可能な仮の巣です。かごの底は壁面に固定した金属製ブックエンドが支えているので揺れません。というのを家族が作ってくれました。
ぶらさげ式簡易巣
巣があるらしい屋根のすぐ下だし人間の背よりちょっと高いし、親鳥が来てくれ易くなるのではと期待したのですが…。夕方までヒナはまたチチッチチッの一定リズムでずっと鳴き続けて変化がなかったので、おそらく来ていないと思います。
幸い発見場所=保護箱設置場所なので位置は殆ど変わっていないのですが、餌を上げたり余計な手出しはしてしまっているし、ベランダではどうしても人の気配が近いので警戒して来ないのかもしれません。

かといってあのまま、身を隠せる葉陰も何もないベランダの床に放置しておくのがベストだったとも思えません。親鳥が給餌に来ないのでは餌をあげずに見守るだけというのも…。でもそれでダメでも自然の摂理だから仕方ない、と納得しないといけないでしょうか。

悩んだ挙句、日が落ちてから室内にかごを回収して白身小松菜ペーストを2回あげました。(家族不在でアオムシはなし)

明日も朝から軒下設置で親鳥待機しますが、それでも来なかったらどうしたらいいやらー。野鳥って難しいですね。

その点、ねこの安心感ときたら。いくらでも世話焼いて尽くしてOKだもんね!(笑)
いつもの
二日目終了おやすみなさい。

スズメのひな(3)2013/07/03

スズメの雛鳥保護三日目。
残念ながら、朝にはもう動かなくなってしまっていました。
昨夜最後に餌を食べてから静かになり、フンをして眠ってそのまま…。
世話するのか見守るだけにするのか、どちらにしても中途半端だったと反省しています。適切な処置ができる人に見つけられたのだったら永らえたかもと思うとやるせないです。
卵の時も書きましたがホント、卵もヒナも落ちないようにもっと親鳥気をつけて!
雛鳥は家の裏手に残りの餌と埋葬しました。

うでかじり2013/07/04

今日は猫を猫かわいがりしたい気分
なでなで
なでなで
でも撫でる手を広げて頭をつかむ真似をすると…
なでなで
「ケンカうったな!」
爪は出さない気遣い
反撃に遭います。

真夏の暑さ2013/07/07

梅雨が明けた途端真夏の暑さになりましたね。
庭のミニトマトが今年もいっぱい生りました。
ミニトマト鈴生り
ナスとキュウリ、それから便利な大葉も。裏手にはミョウガもあるらしい。
なすも

そして暑い日はやっぱり、いつも以上にやるきなさげに見えるレオン。
やるきなし
あついねー